AutoCADで図形の面積を求める際、対象の図形がポリライン化されていると、面積コマンドの「オブジェクト」オプションを使って簡単に数値を算出することができます。
しかし、複数の線分で構成された図形を、わざわざ一つずつ結合してポリライン化するのは手間がかかることも少なくありません。そのような場合は、「境界作成」コマンドを活用することで、一瞬で閉じた領域をポリライン化できます。
ここでは、その具体的な操作手順を分かりやすく解説します。
手順1:境界作成コマンドでポリラインを作る
まずは、面積を測りたい領域を一つのポリラインに変換します。
境界作成(BOUNDARY)コマンドを実行します。
ダイアログボックスが表示されたら、オブジェクトタイプが「ポリライン」になっていることを確認し、「点をクリック」を選択します。
ポリライン化したい閉じた図形の「内部」をクリックします。
Enterキーを押すか、右クリックして確定(OK)します。
これで、クリックした領域の輪郭に沿った新しいポリラインが作成されます。
手順2:面積コマンドで面積を測定する
次に、作成したポリラインを使って面積を求めます。
面積(AREA)コマンドを実行します。
コマンドウィンドウに表示されるオプションから「オブジェクト(O)」を選択します。
手順1で作成したポリラインを選択します。
コマンドウィンドウに、対象図形の「面積」と「外周」が表示されます。
動画での解説
実際の操作画面を見ながら確認したい方に向けて、解説動画をご用意しました。文字だけでは分かりにくい部分は、ぜひこちらの動画をご参照いただき、日々の図面作成にお役立てください。