AutoCADで作図をしている際、テキストは不要で「矢印だけを配置したい」という場面によく遭遇します。
標準の線分コマンドでは矢印を描くことができませんが、「引出線」の設定を工夫してあらかじめ専用のスタイルを作っておくことで、いつでも簡単に矢印のみを作図できるようになります。
この記事では、矢印だけを描くための具体的な設定手順を解説します。
矢印だけを描くための事前準備
矢印のみを作図するには、文字を入力しない専用の引出線スタイルを事前に作成しておくのが最もスムーズな方法です。
引出線スタイル管理を開く リボンメニューの「注釈」タブなどから、引出線のスタイル管理画面(マルチ引出線スタイル管理など)を開きます。
新しいスタイルを作成する 「新規作成」を選び、「矢印のみ」といった後から見て分かりやすい名前を付けます。
コンテンツ(文字)の設定を変更する スタイルの編集画面でコンテンツタブを開き、マルチ引出線の種類を「マルチテキスト」から「なし」に変更して「OK」で保存します。
この設定で作成したスタイルを現在のスタイルに指定して作図を行えば、画面をクリックするだけで文字を伴わない独立した矢印を描くことができます。
動画で操作手順を確認する
文章だけでは設定の画面遷移が分かりにくいという方に向けて、実際のAutoCADの操作画面を使った解説動画をご用意しました。
細かいマウスポインタの動きや設定箇所については、ぜひ以下の動画をご参照ください。