AutoCADで作業をしていると、「データが重くて動きがカクカクする…」「ズームや移動(パン)の反応が遅い…」とストレスを感じることはありませんか?
図面データが重くなる原因は様々ですが、特に「塗りつぶし(ハッチング)」を多用している図面は、PCのグラフィック処理に大きな負荷がかかります。
今回は、印刷の時以外は一時的に塗りつぶしを非表示にして、AutoCADの動作をサクサクに軽くする便利なシステム変数の設定方法をご紹介します。
システム変数「FILLMODE」で塗りつぶしをオフにする方法
操作は非常に簡単です。以下の手順でコマンドを入力するだけで、表示を切り替えることができます。
【操作手順】
AutoCADのコマンドラインに半角で
FILLMODEと入力し、[Enter]キーを押します。新しい値の入力を求められるので、
0を入力して[Enter]キーを押します。最後に、画面の表示を更新させるために
REGEN(再描画)と入力して[Enter]キーを押します。
これで、図面上のすべての塗りつぶしが非表示になり、データ操作が劇的に軽くなるはずです。
「FILLMODE」の値について
システム変数「FILLMODE」は、以下の数値でオン・オフを管理しています。
0: 塗りつぶしを非表示にする(動作が軽くなる)1: 塗りつぶしを表示する(初期設定)
💡 注意点
この設定はあくまで「作業中の画面表示」をオフにするものです。
塗りつぶしを反映させて印刷やPDF書き出しを行いたい場合は、印刷前に再度 FILLMODE を 1 に戻し、REGEN で再描画するのを忘れないようにしましょう。
動画で詳しい手順をチェック!
実際のAutoCADの画面を使った操作手順を動画で分かりやすく解説しました。 「テキストだけだと分かりにくい…」という方は、ぜひこちらの動画をご参照ください。
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