AutoCADで3Dモデルを作成した後、「この部品の実際の重さはどれくらいだろう?」と疑問に思うことはありませんか?
実は、AutoCADの標準機能だけで正確な質量をパッと直接出すことは推奨されていません。なぜなら、ソフトウェア上の初期設定ではモデルの「密度が1」として扱われているためです。
そこで今回は、AutoCADでモデルの「体積」だけを抽出し、正確な質量を計算する確実なアプローチをご紹介します。
質量の求め方(体積 × 密度)
手順は非常にシンプルです。AutoCADのコマンドで体積を調べ、その数値をエクセルなどに貼り付けて材料の密度を掛けるだけです。
操作手順:
MASSPROPコマンド
コマンドの実行 コマンドラインに
MASSPROP(マスプロパティ)と入力し、エンターキーを押します。オブジェクトの選択 質量を計算したい3Dソリッドモデルをクリックして選択し、再度エンターキーを押します。
体積のコピー テキストウィンドウ(またはコマンドライン)にオブジェクトの特性一覧が表示されます。その中から「体積」の数値をコピーしてください。
エクセル等で計算する
コピーした体積の数値をExcelなどの表計算ソフトに貼り付け、以下の式で計算します。
【 質量 = 体積 × 材料の密度 】
💡 ワンポイントアドバイス 鉄(約7.85g/cm³)やアルミなど、実際の材質に合わせた密度を掛けることで正確な重さが出ます。この時、AutoCADで作図している単位(mmかcmかなど)と、密度の単位を合わせるように注意して計算してください。
動画で操作手順を確認する
「実際の画面の動きを見ながら確認したい」という方は、以下の解説動画をご参照ください。