【AutoCAD】元図形を残さず移動!「切り取り」コマンドの使い方

 AutoCADで図形を編集していると、「この図形を別の場所(または別の図面)に移動させたいけれど、元の図形は残したくない」という場面がよくありますよね。

そんな時に便利なのが「切り取り(カット)」コマンドです。この記事では、コピーコマンドとの違いや、具体的な操作手順についてわかりやすく解説します。


コピーコマンドとの違い

  • コピー(複写): 元の図形を残したまま、同じ図形を新たに作成します。

  • 切り取り(カット): 元の図形を画面上から消しつつ、クリップボードに記憶させます。

また、コピーコマンドと同様に、切り取り時にも「基点を指定しない方法」「基点を指定する方法」の2種類を使い分けることが可能です。正確な位置に貼り付けたい場合は、基点付きでの切り取りがおすすめです。


操作手順(切り取り〜貼り付け)

基本的な操作の流れは以下の通りです。

1.切り取りコマンドを実行:ショートカット:Ctrl + X。

メニューから「切り取り」を選択、またはキーボードの Ctrl + X を押します。

(※基点を指定して切り取りたい場合は Ctrl + Shift + X を押してから基点をクリックします)

2.図形を選択:

切り取りたい対象の図形をクリック、またはドラッグで囲んで選択します。

3.選択の確定(エンター):

Enter キー(または右クリック)を押して選択を確定します。ここで元の図形が画面から消えます。

4.貼り付け:ショートカット:Ctrl + V。

図形を配置したい場所(または別の図面ファイル)を開き、メニューから「貼り付け」、または Ctrl + V を押して図形を配置します。


【動画で解説】詳しい操作を確認する

テキストだけでは分かりにくい部分もあるかと思いますので、実際のAutoCAD画面を使った操作動画をご用意しました。

基点の指定方法や、別図面への貼り付けなどの動きも確認できますので、ぜひご参照ください。