AutoCADでAutoLISPを活用する際、コマンドラインに文字列や数値を表示するために欠かせないのが「PRINT関数」です。
この記事では、PRINT関数の基本的な仕様と、コマンドラインに表示される際の独自のルールについて補足解説をお届けします。
PRINT関数の表示ルール
PRINT関数は、指定した引数(データ)をコマンドラインに表示する機能を持っています。その際、単に文字をそのまま書き出すだけではなく、自動的に以下のフォーマット調整が行われます。
前に「改行コード」が付く
後ろに「スペース」が付く
例えば複数のデータを連続して表示させるプログラムを組んだ場合、この機能のおかげで直前に改行が入り、データ同士がくっつかずに読みやすい状態でコマンドラインに出力されます。
戻り値についての補足
PRINT関数を実行すると、コマンドラインに指定した値が表示された後、その後ろ(スペースの直後)にもう一度同じ値が表示されることがあります。
これは、前半が「PRINT関数による表示」であり、後半が「関数の戻り値」として出力されているためです。PRINT関数は、受け取った引数をそのまま戻り値として返す仕様になっています。
自作プログラムの動作チェック(デバッグ)を行う際は、この「表示」と「戻り値」の仕組みを理解しておくと、コマンドラインの履歴を読み解きやすくなります。
動画での詳しい解説
実際のAutoCAD画面を使用した解説動画を公開しています。 連続して関数を実行した場合の改行の入り方や、プログラムの最後で戻り値がどのように返ってくるかなど、実際の動きを視覚的に確認していただけます。
文字だけではイメージしにくい部分もわかりやすく解説していますので、ぜひ併せてご参照ください。
▼解説動画はこちら▼