【AutoCAD 3D入門】スイープコマンドの使い方:パスに沿って図形を押し出す方法

 AutoCADで3Dモデリングをする際、標準の「押し出し(EXTRUDE)」コマンドでは真っ直ぐな立体しか作れずに困ったことはありませんか? そんな時に大活躍するのが「スイープ(SWEEP)」コマンドです。

スイープとは、作成した輪郭(断面となる図形)を、指定した線(パス)に沿って押し出してくれる機能です。真っ直ぐだけでなく、カーブや折れ曲がったパスにも対応しているため、配管や手すり、フレームなどの作成に欠かせない大変便利なコマンドです。


スイープコマンドの基本操作

操作は非常にシンプルです。あらかじめ「押し出したい図形(輪郭)」と「押し出すルートとなる線(パス)」を作成しておき、以下の順番で進めます。

1.スイープコマンドを実行する:

リボンメニューの「3Dモデリング」タブから「スイープ」を選択するか、コマンドラインに SWEEP と入力して実行します。

2.輪郭を選択してエンター:断面となる図形を指定します。

立体化したい図形(円や四角形など)をクリックして選択し、Enter キーを押して確定します。

3.パスを選択する:ポリラインやスプラインなどの連続線である必要があります。

押し出しのルートとなる線をクリックします。この時点で自動的に3D化が完了します。

💡 ワンポイントアドバイス

輪郭となる図形は、あらかじめ「閉じたポリライン」や「リージョン」にしておく必要があります。また、パスが急カーブすぎると輪郭同士がぶつかってしまいエラーになることがあるので注意しましょう。

 

解説動画はこちら

テキストだけでは立体的なイメージが掴みにくいかもしれません。実際のAutoCADの操作画面を録画した解説動画をご用意しました。

輪郭とパスの配置のコツなどもご紹介していますので、ぜひご参照ください。