【Jw_cad】矩形コマンドの実務での使い方

 矩形コマンドを実務でより効率的に使うためのポイントを解説します。 今回は、マンションの平面図を想定し、バルコニー側や通路側に飛び出さないように柱を描画する手順をまとめました。

動画で実際の動きを確認したい方は、以下のYouTubeリンクからご覧いただけます。


矩形を特定の線から飛び出させないための基本

矩形(四角形)を描く際、ある線からはみ出さないようにするには、「基準点」の取り方が重要になります。 基準点を「飛び出させたくない線の上」に設定することで、指定した方向へ綺麗に矩形を配置することができます。 縦と横の2つの線から飛び出させたくない場合は、その2本の線の「交点」を基準点に設定するのがポイントです。


具体的な作図手順

動画内で解説している具体的な操作手順は以下の通りです。

  1. 線上点の取得(クロックメニュー) 飛び出させたくない線(例:横線)の上にマウスポインタを合わせ、右ボタンを押したまま9時の方向へドラッグします。「線上点」と表示されたらボタンを離します。これで、点がその直線上に固定されます。

  2. 交点の指定 次に、もう一つの飛び出させたくない線(例:縦線)との交点を取るため、該当する角(端点)を右クリックします。これで縦線と横線の交点が基準点として取得できます。

  3. 矩形の配置 交点が基準点として固定されたら、マウスを動かして線から飛び出さない内側の位置へ矩形を持っていき、左クリックで決定します。

  4. 包絡コマンドで線処理 複数の柱を配置した後は、包絡コマンドを使用して不要な線を処理します。処理したい箇所を左クリックと右下クリックで囲むだけで、不要な線が整理されます。


まとめ

矩形コマンドの基準点を意図した場所に取ることで、修正の手間が省け、作図スピードが大幅に向上します。クロックメニューの「線上点」は実務でも非常に便利な機能ですので、日々の作図にぜひ活用してみてください。