【Jw_cad】円の寸法(半径・直径)を指定して後からサイズを変更・編集する方法

 Jw_cadを使っていると、「一度描いた円のサイズを、後から数値で変更したい!」と思うことはありませんか?

実はJw_cadには、他のCADソフトによくある「パラメトリック機能(寸法数値を書き換えて図形を直接変形させる機能)」が備わっていません。そのため、プロパティなどから直接寸法を指定して編集することはできない仕様になっています。

しかし、既存のコマンドを応用することで、疑似的に数値を指定して円のサイズを変更することが可能です。

今回は、円のサイズを後から変更する「2つの便利な裏技」を分かりやすく解説します!


方法1:「複線」コマンドを使う(指定した数値分だけ大きく/小さくしたい時)

現在の円のサイズから「〇〇mm大きくしたい」「〇〇mm小さくしたい」という場合に一番おすすめの方法です。

【操作手順】

  1. ツールバーから [複線] コマンドを選択します。

  2. サイズを変更したい 円をクリック して選択します。

  3. 画面左上の [複線間隔] に、増減させたい寸法の数値を入力します。

  4. コントロールバーにある [移動] にチェック を入れます。(※ここが元の円を残さずサイズ変更するポイントです!)

  5. マウスを動かし、大きくしたい場合は円の外側、小さくしたい場合は円の内側でクリックして 方向を指示 します。

これで、指定した寸法の分だけ円のサイズが変更されます。


方法2:「移動」コマンドを使う(倍率でサイズを変更したい時)

「円をちょうど2倍にしたい」「半分のサイズにしたい」といった場合に便利な方法です。(※現在のサイズから新しいサイズの割り算をすれば、特定の寸法に変更することも可能です)

【操作手順】

  1. ツールバーから [移動] コマンドを選択します。

  2. 対象の 円を選択 し、[選択確定] を押します。

  3. コントロールバーの [倍率] に数値を入力します。

  4. サイズ変更で位置がズレないよう、円の中心を右クリック(スナップ) して基準点を取得し、そのまま確定します。

中心点をしっかりスナップすることで、元の位置から動かさずにサイズだけを変更できます。


【動画で解説】実際の操作画面を見たい方へ

文字だけでは少し分かりにくいという方のために、実際のJw_cadの画面を使った解説動画をご用意しました。 細かいマウスの動かし方やクリックのタイミングなど、ぜひ動画を見ながら一緒に試してみてください!


▼解説動画はこちら▼ 


まとめ

Jw_cadで円のサイズを後から変更するには、

  • 差分で変更したい時は [複線] + [移動] チェック

  • 比率で変更したい時は [移動] + [倍率] 指定

この2つを覚えておけば、作図の修正スピードが上がります。ぜひ日々の業務や学習にお役立てください。