【AutoCAD】ハッチング機能を使ったローレットの描き方

 AutoCADで部品図を描く際、ネジやつまみなどの滑り止め部分である「ローレット」を表現したい場面がありますよね。

ローレットの網目をすべて1本ずつ線で描く必要はありません。AutoCADの「ハッチング」機能を使えば、必要な範囲にだけスムーズに作図できます。今回は、その具体的な手順を解説します。


実際の操作手順は動画で解説しています

画面の動きを確認しながら一緒に操作したい方は、ぜひこちらの動画をご参照ください。


ローレットを描く5つのステップ

動画で解説している内容の要点は以下の通りです。テキストでの復習にお役立てください。

1. 境界線を作成する

まずはローレットを入れたい範囲の境界線を描きます。 キーボードで L と入力して [Enter] キー を押し、線分(LINE)コマンドを実行。始点と終点をクリックして境界を作ります。

2. ハッチングコマンドを起動する

キーボードで H と入力して [Enter] (またはスペース)キー を押し、ハッチング(HATCH)コマンドを呼び出します。

3. 模様(パターン)を選ぶ

ハッチングパターンの設定から、下矢印をクリックして「格子(網目)」のパターンを選択します。

4. 範囲を指定する

「点をクリック」を選択した状態で、手順1で作った境界線の内側にマウスカーソルを合わせ、クリックして領域を指定します。

5. 尺度と角度を調整して仕上げる

そのままだと模様が細かすぎたり粗すぎたりするため、設定から「尺度」の数値を変更して見た目を整えます。 斜めの綾目模様にしたい場合は、「角度」の項目に 30 など任意の数値を入力します。 丁度よい見た目になったら、「ハッチング作成を閉じる」をクリックして完成です。

ローレットは図面全体に描かずに「一部だけ」に留めることで、図面がすっきりと読みやすくなります。ハッチングの尺度と角度の調整は他の作図でもよく使うテクニックですので、試してみてください。