Jw_cadの縮尺に関する詳細講座、第3回目の内容をお届けします。
今回は、前回に引き続いて縮尺に深く関わる「レイヤー周りの便利な使い方」を解説しています。さらに、作図中にトラブルになりやすい操作とその解決方法についても詳しくまとめました。
実際の操作手順は、以下の動画で解説しています。ぜひご参照ください。
■ 今回の動画の目次と解説内容
1. レイヤーの移動について 作図中、誤って別のレイヤーに書き込んでしまった線(寸法線など)を、本来のレイヤーに素早く移す方法です。 基本的な「属性選択」からの変更手順に加えて、クロックメニュー(左5時方向で属性選択、右5時方向で属性変更)を活用してクリック数を減らす時短テクニックも紹介しています。
2. 文字の縮尺について 用紙に合わせて図面の縮尺を変更した際、文字だけが小さくなってしまいバランスが崩れることがあります。 縮尺変更時に「文字サイズ変更」にチェックを入れることで、図形の拡大・縮小に比例して文字の大きさも自動調整させる設定方法を解説しました。
3. ブロックの縮尺について 異なる縮尺のレイヤーグループにブロックを配置していると、ブロック編集画面に入った際に寸法が元の数値から変わって見えてしまい、混乱しがちです。 編集前に「属性取得」を使い、ブロックを作成した元のレイヤーグループに移動してから寸法を確認・編集することで、正確に作業できる手順をお伝えしています。
4. よく使う便利操作とトラブル回避術
表示の一括変更: レイヤーの「All」ボタンを使って、編集したいレイヤー以外を素早く「表示のみ」や「非表示」に切り替える方法です。他の要素を誤って編集してしまうミスを防げます。
図面枠は「1/1」で作成: 用紙の図面枠は専用のレイヤーグループ(Fグループなど)に1/1の縮尺で書き、印刷を100%(1対1)で行うのがおすすめです。中の図形だけ別レイヤーで縮尺を変えて枠に収めるようにすると、印刷時の設定がとてもスムーズになります。
日々の作図作業を効率よく進めるためのヒントとして、お役立ていただければ幸いです。