【Jw_cad】外部変形が動く仕組みとは?基礎から徹底解説

今回は、「Jw_cadの外部変形が動く仕組み」について詳しく解説します。 外部変形を自作してみたい方、あるいは仕組みを理解して日々の作図をより便利に効率化したい方にとって、基本となる重要な内容です。


外部変形とは

外部変形とは、一言で言えば「自分のやりたい機能を自作できる機能」です。 例えば、特定の図形を一発で作図したり、複雑な処理を自動化したりすることが可能になります。 Excelの「マクロ」機能に似ていますが、Jw_cadならではの動作の仕組みがあります。


ExcelマクロとJw_cad外部変形の違い

Excelのマクロは、あらかじめ書かれた「指示書」を直接読み込み、その指示通りにセルへ値を代入するなどの処理を行います。

一方、Jw_cadの外部変形は以下のような流れで動作します。

  1. 指示書の読み込みとユーザー操作の待機
    外部変形を実行すると、Jw_cadはあらかじめ用意された指示書を読み込みます。指示書に「円を選択」という指示があれば、Jw_cadは画面上にメッセージを出し、ユーザーの選択操作を待ちます。

  2. データの書き出し
    ユーザーが対象となる図形(例:円)を選択し、必要な寸法などを入力すると、Jw_cadはその図形のデータを一時的なファイルに書き出します。

  3. プログラムによるデータの書き換え
    あらかじめ作成しておいた外部のプログラムが、書き出されたデータを読み込み、目的の図形(例:キー溝)のデータへと計算・書き換えを行います。

  4. データの再読み込みと作図
    Jw_cadが、プログラムによって書き換えられたファイルを再度読み込み、画面上に新しい図形を作図します。

このように、Jw_cadが直接すべての処理を行うのではなく、「データの受け渡し」と「外部プログラムによる処理」を経由しているのが大きな特徴です。 外部変形を自作するには、「指示書の書き方」と「データを書き換えるプログラムの書き方」の2つを習得することがポイントとなります。


解説動画

より具体的な動き(キー溝を作図する実例など)については、動画で詳しく解説しています。 文字だけではイメージしにくいデータのやり取りも、実際の画面の動きを見ることで深く理解できます。 ぜひ、以下の動画をご参照ください。