土地家屋調査士などが作成した地積測量図。紙の資料で座標データを受け取った際、Jw_cadへ1つずつ手入力していくのは非常に手間がかかり、打ち間違いのリスクも伴います。
この記事では、手入力の代わりにスマートフォンの「Googleレンズ」を活用して紙の座標データを文字として読み取り、Jw_cadで正確かつスピーディーに作図する手順を解説します。
動画での解説
実際の画面操作や流れを確認したい方は、以下のYouTube動画をご参照ください。
※[05:27] Jw_cadで座標を読み込む際の「X・Yの入れ替え」など、つまずきやすいポイントも動画内で解説しています。
作図の具体的な手順
1.Googleレンズで座標を読み取る:スマートフォンのカメラを使用。スマートフォンでGoogleアプリを立ち上げ、Googleレンズの「テキスト」機能を使用します。紙の地積測量図の座標データ部分のみを画面に収めます。「すべて選択」から「パソコンにコピー」をタップし、連携しているパソコンへデータを送信します。
2.Excelでデータを整理する:不要な文字の削除と配置。パソコン側でExcelを開き、新しいシートに送信されたデータを貼り付けます。読み取り時に混入した不要な文字やズレを削除し、座標データがきれいに並ぶように整えます。小数点第3位などの細かい数字を手入力する手間が省け、入力ミスを防止できます。
3.テキストファイルとして保存する:メモ帳などのエディタを活用。整理が終わったExcelの座標データ部分をコピーし、パソコンのメモ帳(テキストエディタ)に貼り付けます。図形の線をきれいに閉じるため、データの最後に始点と同じ座標を追記しておきます。まとめたデータを「.txt」形式のテキストファイルとして保存します。
4.Jw_cadで座標データを読み込む:XとYの入れ替え機能を使用。Jw_cadの画面に切り替え、「座標ファイル」コマンドを実行して先ほど保存したテキストファイルを開きます。測量データは一般的な数学座標とX・Yの縦横が逆になっているため、そのまま配置せず、必ずコントロールバーにある「Y,X 座標読込み」ボタンをクリックしてから作図画面に配置してください。
すべて手入力するオーソドックスな方法もありますが、大量の座標を処理する際はこちらの応用テクニックが便利です。日々の業務の効率化にお役立てください。