【Jw_cad】速習Jw_cad入門講座 指定した距離だけ離れた点を一発で取得する「オフセット」の使い方

今回は、Jw_cadの速習入門講座として「線上のテクニック」から、作図スピードを格段に上げる「オフセット」機能について解説します。

補助線を引かずに、任意の位置から指定した距離だけ離れた点を取得したいときに非常に役立つ機能です。動画とテキストの両方で手順をまとめていますので、ぜひ日々の作図にお役立てください。


オフセット機能の解説動画

まずは、実際の操作画面を交えたこちらの解説動画をご覧ください。


Jw_cadのオフセットとは

オフセットとは、指定した基準点からX方向(横)およびY方向(縦)にずらした点の座標をダイレクトに取得する機能です。

通常、既存の線から少し離れた位置を始点にしたい場合、一時的な補助線を引いて交点を作る必要があります。しかし、オフセット機能を使えばその手間を省略し、直接目的の座標を取得することができます。


オフセットの基本的な使い方(クロックメニュー)

使い方はとてもシンプルです。動画で解説している手順を振り返ってみましょう。

  1. 基準点でクロックメニューを呼び出す 基準となる点の上で右クリックしたまま、時計の「6時の方向(真下)」へドラッグします。

  2. オフセットを選択する 画面に「オフセット」と表示されたらマウスのボタンを離します。すると、画面上部に座標を入力するメニューが表示されます。

  3. ずらしたい距離を入力する X方向とY方向のずらしたい距離をカンマ区切りで入力します。 (例:右方向に10mmずらす場合は「10,0」、左方向に10mmずらす場合は「-10,0」と入力します。)

  4. 座標を確定する OKボタンを押すと、指定した距離だけ離れた座標が取得されます。そこから新しく線を引いたり、図形を配置したりすることが可能です。


主な活用シーン

動画内では、以下のような具体的な活用場面をご紹介しています。

  • 線の作図:既存の線の端から、10mm離れた位置を始点にして新しい直線を引く。

  • 図形の複写(貼り付け):図形をコピーして配置する際、基準となる位置から特定の距離(例:X方向に-10mm)だけ離れた場所に正確に貼り付ける。

図面作成において、この機能を使いこなせるようになると無駄な操作が減り、作業効率が向上します。ぜひ使い方をマスターして、実務や学習に取り入れてみてください。