AutoCADで図面を作成している際、特定の線の種類を一括で変更したい場面があるかと思います。 この記事では、VBAを活用して「線の種類を中心線(Center)に変更するマクロ」をご紹介します。
マクロの概要
今回作成するのは、選択した図形の中から線分だけを抽出し、自動的に中心線へと変更するマクロです。 ひとつずつプロパティを開いて変更する手間が省けるため、作図作業の効率化につながります。
プログラムの仕組みとポイント
VBAエディタ内では、主に以下のような流れで処理を記述しています。
選択セットの作成 選択した図形を格納するための入れ物(セレクションセットオブジェクト)を作成し、図形をすべて格納します。
If文による線分の判定 選択されたオブジェクトが「線分(Line)」であるかどうかを If 文で判定します。
線種の変更 (LineType) 線分であった場合、そのオブジェクトのプロパティである
LineTypeに"CENTER"(中心線)を指定します。
以前解説した「色を変更するマクロ」を少し応用し、プロパティを書き換えるだけで、簡単に線種変更のマクロとして機能させることができます。
動画での詳しい解説
実際のVBAエディタの画面や、マクロを実行して一瞬で線種が切り替わる様子については、以下の動画で詳しく解説しています。 テキストだけでは分かりにくいコードの詳細な書き方も説明しておりますので、ぜひ合わせてご参照ください。
▼ 【VBA】線種を変えるマクロ
このようにプロパティの指定を少し変えるだけで、作図時の様々な手作業を自動化することが可能です。
日々の業務の効率化にぜひお役立てください。