【AutoCAD VBA】図形を選択して名称を取得・表示するマクロ

 AutoCADのVBAを用いて、図形を選択し、それぞれの図形の名称(オブジェクト名)を画面に表示させるマクロについて解説します。


どのような時に使うのか

このマクロは、作図画面上にある線分、円、四角形(ポリライン)などを選択し、メッセージボックスにそれぞれの名称を順番に表示させる仕組みになっています。

図形の種類をプログラム側で判別できるようになるため、特定の図形だけを抽出して「色を変更する」「削除する」といった編集作業を行いたいときの基礎知識として非常に役立ちます。


プログラムの重要なポイント

マクロを組む上で鍵となるのが「セレクションセット(SelectionSets)」の活用です。

  • 図形を入れる箱を作る 選択した図形を格納するための「箱(セレクションセットオブジェクト)」をまず作成します。

  • 図形を格納する 作成した箱の中に、作図画面で選択したオブジェクト(線や円など)をまとめて入れます。

  • 名前を取り出す 箱の中から図形を一つずつ取り出し、オブジェクト名を取得してメッセージボックスに表示させます。

  • 箱を削除する(重要) 最後に、作成したセレクションセットオブジェクトをコード上で必ず削除(Delete)します。これを忘れてしまうと、次にマクロを実行した際に「既にオブジェクトが存在する」というエラーが出てしまうため注意が必要です。


動画での詳しい解説

実際の動作風景や、VBAコードの詳細な記述方法については、以下の動画でわかりやすく解説しています。 マクロ作成の参考に、ぜひご参照ください。