今回は、AutoCADのVBAで「図形の色を変更するマクロ」についてご紹介します。
マクロの概要
今回ご紹介するのは、図面上の「線(Line)」を取得し、その色を一括で「赤色」に変更するマクロです。 以前ご紹介した、図形を選択するマクロの応用編となります。
図面内に描かれている複数の線を、手作業でひとつずつ選択して色を変えるのは少し手間がかかります。しかし、このマクロを使えば一瞬で目的の線の色を変更することができます。
マクロの処理の流れ
プログラムの仕組みは以下のようになっています。
選択セット(Selection Set)の作成 まず、選択した図形を入れておくための「箱(Selection Setオブジェクト)」を作成します。
図面内のオブジェクトを全選択 作成した箱の中に、図面上のすべてのオブジェクトを格納します。
線の抽出と色の変更 箱の中からオブジェクトを1つずつ順番に取り出します。取り出したオブジェクトが「線」であった場合のみ、カラープロパティを定数(acRed)を使って「赤色」に変更します。
選択セットの削除(エラー防止) 最後に、使い終わった箱(Selection Set)を削除します。これを残したままにすると、次にマクロを実行した際にエラーが発生してしまうため、忘れずに処理に組み込んでいます。
動画での解説
実際の画面での動きや、VBAコードの詳細な記述方法については、YouTube動画で詳しく解説しています。 ぜひご参照ください。
▼ 動画はこちら