【AutoCAD】複数の図形を同時にまとめてストレッチする方法(Stretch Multiple)

AutoCADで図面を作成・修正していると、「複数の図形を一気にストレッチ(伸縮)させたい!」と思う場面はありませんか?

通常のストレッチコマンドでは1回の操作でまとめて処理しにくく、何度も同じ作業を繰り返すのは手間ですよね。今回は、Express Toolsに収録されている便利機能「Stretch Multiple(MStretchコマンド)」を使って、複数の図形を同時にストレッチする時短テクニックを解説します。


今回の作業例:ずれた図形を揃える

今回は、「3個の長方形がそれぞれずれて配置されている」状態から、端をまとめて同じ位置にストレッチするケースを例に解説します。



操作手順(Stretch Multipleの使い方)

操作の流れは通常のストレッチコマンドとよく似ています。

1.コマンドの実行:Express Toolsタブから。

リボンの「Express Tools」タブを開き、「Stretch Multiple」をクリックします。

2.図形の選択:

通常のストレッチコマンドと同じ要領で、ストレッチしたい図形の端を交差選択で囲みます。これを、同時に動かしたい各図形に対して順番に行います。

3.選択の確定:

すべてのストレッチ箇所を選択し終えたら、「Enterキー」(または右クリック)を押して図形の選択を終了します。

4.基点の指定:

移動の基準となる点(基点)をクリックして指定します。

5.目的位置の指定:

ストレッチさせたい目的の位置(移動先)をクリックして完了です!これで複数の図形が一気にストレッチされます。


動画で実際の動きを確認する

文章や画像だけでは操作のニュアンスが伝わりにくい部分もあるため、実際の画面操作を動画で解説しました。マウスの動かし方や選択のコツなど、ぜひ以下の動画もあわせてご参照ください。




まとめ

Express Toolsの「Stretch Multiple」を使いこなせば、図面の修正スピードが格段にアップします。知っていると大変便利な機能なので、ぜひ日々の作図業務に取り入れてみてくださいね。