AutoCADで図面を編集していると、「特定の図形(たとえば円だけ)をまとめて削除したい」という場面がありますよね。 一つずつクリックして選択するのは時間がかかりますし、選択漏れなどのミスも起こりやすくなります。
今回は、長方形や線分、円が混在するデータの中から「円だけ」を瞬時に選択して削除する方法をご紹介します。 「クイック選択(QSELECT)」コマンドを使えば、作図の作業効率が劇的にアップします。
操作手順:円だけを抽出して削除する
ここでは例として、画面上にある「長方形、線分、円」の中から円だけを選択して削除する手順を解説します。
すべての図形を選択する キーボードの
Ctrl+Aを押し、画面上の図形をすべて選択状態にします。※特定の範囲内だけで実行したい場合は、マウスでその範囲だけをドラッグして選択してください。
クイック選択を実行する 図形を選択した状態で右クリックし、メニューから「クイック選択」を選びます。 (コマンドラインに
QSELECTと入力してEnterを押してもOKです)抽出条件を設定する クイック選択のダイアログボックスが表示されたら、以下のように設定します。
適用先:
現在の選択になっていることを確認オブジェクトタイプ: ドロップダウンから
円を選択演算子:
すべて選択を選択
条件を確定して削除する
OKボタンをクリックします。 これで混在していた図形の中から「円」だけが選択された状態になりますので、最後にキーボードのDeleteキーを押して削除します。
動画での解説はこちら
実際の画面の動きや操作のテンポを確認したい方は、以下の解説動画をご参照ください
まとめ
今回は「円」を例に解説しましたが、クイック選択はオブジェクトの種類だけでなく、「特定の色」や「特定の画層(レイヤー)」だけで図形を絞り込むこともできる非常に強力な機能です。
ぜひマスターして、日々の作図作業に役立ててください。