AutoCADで図面を印刷する際に欠かせない「レイアウト空間」。 今回は、レイアウトを使う上で知っておくと便利なビューポートのよく使う操作を3つピックアップして解説します。
「勝手にビューポートが作成されて困る」「丸や多角形のビューポートを作りたい」「縮尺の簡単な合わせ方を知りたい」という方はぜひ参考にしてください。
1. ビューポートを手動で挿入する(自動作成をオフにする)
AutoCADの初期設定では、新しいレイアウトを作成すると自動的に1つのビューポートが挿入されるようになっています。 自分で自由にビューポートを配置したい場合は、この設定をオフにしておきましょう。
【設定手順】
画面上で右クリックし、[オプション] を開きます。
[表示] タブを選択します。
レイアウト要素の項目にある [新規レイアウトにビューポートを作成]のチェックを外します。
[OK] をクリックして閉じます。
[ここにオプション画面のキャプチャ画像を追加]
これで、新しいレイアウトタブを開いたときに白紙の状態からスタートできるようになります。
2. ビューポートを矩形(四角形)や多角形にする
ビューポートは四角形だけでなく、図面のレイアウトに合わせて多角形(ポリゴン)で作成することもできます。
【作成手順】
リボンの [レイアウト] タブを開きます。
レイアウトビューポートのパネルから、[矩形] または [ポリゴン] を選択します。
画面上でクリックして、好きな形のビューポートを作図します。
[ここにリボンの「矩形」「ポリゴン」ボタンの画像を追加]
ポリゴンを使えば、タイトルブロックや他の図面を避けた複雑な形のビューポートも簡単に作れます。
3. ビューポートの縮尺を設定するワザ
ビューポートの縮尺は、画面右下の「ステータスバー」から設定するのが一般的ですが、実はもう1つ便利な設定方法があります。
【設定手順】
縮尺を変更したい ビューポートの枠をクリック して選択します。
ビューポートの中央付近に表示される 下向きの三角マーク(▼)をクリック します。
表示されたリストから、設定したい縮尺を選択します。
💡 ここがポイント! この方法を使うと、ステータスバーでビューポートをロックしている状態でも縮尺を変更することができます。 うっかりロックを解除し忘れたときにもサッと変更できて便利です。
🎬 動画で詳しく解説しています!
今回の記事で解説した操作手順は、以下の動画でも実際の画面を動かしながら詳しく解説しています。 テキストだけでは分かりにくい部分は、ぜひ動画をご参照ください。
まとめ
レイアウト空間とビューポートの扱いに慣れると、図面枠の配置や印刷作業が楽になります。ぜひご自身のAutoCADで試してみてくださいね。