AutoCADで「PDF読み込み」コマンドを使ってPDFを貼り付けようとした際、エラーになって読み込めなかった経験はありませんか?
実は、AutoCADなどのCADソフトから直接出力されたPDFであれば問題なく貼り付けることができます。しかし、スキャンした画像などを変換して作られたPDFの場合、通常の読み込みコマンドではうまく配置できないことがあります。
今回は、そんな時に使える「コピー&ペースト」を活用した対処法をご紹介します。
対処法:エクスプローラーからのコピー&ペースト
この方法は、画像を一度Windowsの標準機能でPDF化し、それを直接AutoCADに貼り付ける(OLEオブジェクトとして挿入する)手順です。
ステップ1:画像をPDFに変換する
まずは、Windowsの標準機能を使って画像をPDFファイルにします。
エクスプローラーを開き、対象の画像ファイルを選択します。
右クリックし、「その他のオプションを確認」>「印刷」をクリックします。(※Windows 11の場合。Windows 10の場合はそのまま「印刷」)
プリンターの選択肢から「Microsoft Print to PDF」を選択します。
右下の「印刷」ボタンをクリックします。
保存先のフォルダーを選択し、任意のファイル名をつけて「保存」します。
ステップ2:AutoCADへ貼り付ける
次に、作成したPDFファイルをAutoCAD上にコピー&ペーストします。
エクスプローラー上で、先ほど保存したPDFファイルを選択します。
キーボードの
Ctrl+Cを押してコピーします。AutoCADの画面を開き、
Ctrl+Vで貼り付けます。コマンドラインの指示に従い、以下の順で操作して配置を完了させます。
ページ番号を入力: (通常はそのまま
Enterキー)挿入位置をクリック: 画面上の配置したい場所をマウスでクリックします
尺度を指定: (そのまま
Enterキー)回転を指定: (そのまま
Enterキー)
これで、画像由来のPDFでもAutoCAD上に無事貼り付けることができます。
動画でさらに詳しく解説!
文字だけでは少し分かりにくいという方に向けて、実際のAutoCADの操作画面を交えながら動画でも解説しています。 ぜひこちらもご参照いただき、日々の業務にお役立てください。