AutoLISP入門講座の第5回目では、ユーザーから実数を入力させる関数「getreal」をご紹介します。
AutoCADを用いた図面作成や独自のコマンド構築において、ユーザーにキーボードから任意の数値を入力させる処理は頻繁に発生します。CAD操作をさらに効率化するカスタマイズの基本となりますので、ぜひ参考にしてください。
今回学ぶ関数:getreal
getrealは、コマンドラインを通してユーザーに数値(実数)の入力を促し、入力された数値を返す関数です。
実際のプログラムで活用する際は、入力された数値をそのままにするのではなく、後で図面の作図などに利用できるよう「変数」に一時的に記憶させておくのが一般的です。そのためには、変数を定義する「setq」関数と組み合わせて記述します。
記述例: ユーザーに半径を入力させ、その数値を変数「r」に記憶させる場合
このように記述すると、コマンドラインに「半径: 」という入力待ちのメッセージが表示されます。ユーザーが「100」と入力すると、実数の「100.0」として変数「r」に格納され、必要なときにいつでも数値を呼び出せるようになります。
動画での解説
Visual LISP エディターを使った具体的な手順や、変数に正しく数値が入ったかを確認する方法について、実際の操作画面を交えて動画で解説しています。
テキストだけでは分かりにくい動作の仕組みも、実際の画面と合わせてご確認いただくことでスムーズに理解していただけます。学習の補助として、ご参照ください。