今回は、AutoCADユーザーの方に向けて「AutoLISP(オートリスプ)」の基本的な概要について解説します。
日々の作図業務のなかで、「この単純作業、もっと楽にできないかな」と感じたことはありませんか。そのようなお悩みを解決する強力なツールが、今回ご紹介するAutoLISPです。
AutoLISPとは
AutoLISPとは、一言でいうと「AutoCADをカスタマイズして、作業を自動化するためのプログラミング言語」です。
人工知能の研究分野などで使われてきた歴史あるプログラミング言語「LISP」を、AutoCAD向けに調整したものがAutoLISPです。AutoCADの標準機能として組み込まれているため、特別なソフトを追加購入することなく、すぐに使い始めることができます。
AutoLISPを活用する3つのメリット
AutoLISPを覚えて活用することで、以下のような大きなメリットを得られます。
単純作業の自動化による時間短縮 何十回もクリックしなければならない繰り返し作業を、自作のコマンド1つで瞬時に終わらせることができます。
ヒューマンエラーの防止 手作業による入力ミスや選択漏れを防ぎ、常に正確な処理を行うことができます。
独自のCAD環境の構築 自社の業務ルールや個人の癖に合わせて、AutoCADを自分専用の使いやすいツールへと進化させることが可能です。
動画での詳しい解説
文字だけではイメージが湧きにくい部分もあるかと思いますので、実際の画面を用いた解説動画をご用意しました。
AutoLISPの仕組みや、実際にプログラムを動かす様子を収録しています。これからAutoLISPを学んでみたいという方は、ぜひこちらの動画をご参照ください。