【Jw_cad】「図形登録」と「線記号変形」はどう使い分ける?メリット・デメリットを徹底解説

Jw_cadを使っていると、「図形登録」と「線記号変形」という2つの便利な機能に出会います。 この2つはよく似ていますが、実はそれぞれに得意なこと(長所)と苦手なこと(短所)があります。

今回は、日々の作図作業を効率化するための「図形登録」と「線記号変形」の使い分けについて、わかりやすく解説します。


1. 図形登録とは?

作図した図形を保存しておき、後から何度でも呼び出して再利用できる機能です。

  • メリット:とにかく作りやすくて簡単 図形を描いて、範囲選択して登録するだけ。直感的な操作で簡単に登録できるため、事前の準備に手間がかかりません。

  • デメリット:配置後の調整が必要 斜めの線に合わせて配置したい場合や、線の上に配置して下敷きになる線を消したい場合は、配置した後に手動で角度を合わせたり、線を消去したりする手間が発生します。

【こんな時におすすめ】 ・単独でポンと置くような図形(スタンプ、シンボルマークなど) ・線を切る必要がない図形


2. 線記号変形とは?

あらかじめ登録した図形を線の上に挿入する際、「線の傾きに自動で合わせる」「重なっている部分の線を自動で消去する」ことができる強力な機能です。

  • メリット:作図中の配置が圧倒的にラク データさえ作ってあれば、クリック一つで傾きを合わせ、不要な線をカットしてくれます。配管のバルブなどを配置する際の作業効率が劇的に上がります。

  • デメリット:事前のデータ作成に手間がかかる 図形登録と違い、線記号変形用のデータを作成するには独自のルール(テキストデータ等)に沿って作る必要があり、少しハードルが高く手間がかかります。

【こんな時におすすめ】 ・線の上に配置し、かつ線を挟み込むように配置する図形(配管記号、電気シンボルなど) ・配置する回数が非常に多く、事前の作成の手間をかけても後から回収できる図形


まとめ:どう使い分ける?

  • 「手軽さ」をとるなら = 図形登録

  • 「配置時の自動化(線消し・角度合わせ)」をとるなら = 線記号変形

最初は簡単な「図形登録」から始め、作図中に「いちいち線を消したり角度を合わせるのが面倒だな」と感じる図形がよく出てくるようになったら、その図形を「線記号変形」で作ってみる、というステップアップがおすすめです。


わかりやすい動画解説はこちら!

文章だけではイメージしにくい「実際の動き(自動で線が消える様子など)」について、動画で詳しく解説しました。 ぜひ、こちらの動画を見ながら一緒に操作してみてください 。