Jw_cadの「座標ファイル」コマンドは、座標データを読み込んで図形を描画する機能ですが、実は図形の頂点に文字や連番を自動で付加することも可能です。
頂点ごとに一つひとつ文字を入力していくのは手間がかかりますが、この方法を使えば図形と文字を一度の操作で一括作図できるため、作業効率が格段にアップします。
今回は、座標ファイルを使って文字付きの図形を描く具体的な記述方法を解説します。
今回作図する完成イメージ
まずは、今回の操作でどのような図形が描けるのかをご覧ください。 以下のように、四角形の各頂点に「pt1, pt2, pt3, pt4」と連続した番号(連番)の文字が配置された状態を一括で作図します。
座標ファイルの作り方と記述のルール
上記の図面を作図するために、メモ帳などで以下のような座標ファイル(テキストデータ)を作成します。
パッと見ると数字と記号の羅列ですが、記述のルールは非常にシンプルです。各行の意味を順番に解説します。
1行目:
0 0 "pt1"+最初の
0 0は開始点の座標(X=0, Y=0)です。続く
"pt1"によって、その座標の横に「pt1」という文字が表示されます。一番後ろの
+(プラス記号) が連番化の重要ポイントです。これを付けると、次の座標以降は末尾の数字が「1」ずつ自動的にカウントアップされます。
2〜4行目: 各頂点の座標
50 050 500 50ここには文字の指定を書いていませんが、1行目の
+の効果により、自動的に「pt2」「pt3」「pt4」が付加されて作図されます。
最終行(5行目):
0 0 ""開始点の
0 0に戻り、四角形を閉じます。ここで
""(ダブルクォーテーション2つ) を入力するのがポイントです。これにより、文字の連続表示をキャンセル(終了)させることができます。これを入れておかないと、最初の点に「pt5」という文字が重なって表示されてしまいます。
動画での解説はこちら
実際のJw_cadの画面を使った動きや、細かい操作手順については以下の動画でも詳しく解説しています。テキストと合わせてぜひご覧ください 。